ニッセン  応援                                          

ニッセン  応援                                          

ニッセンやセシール、ベルメゾンのニュース

ソニーコミュニケーションネットワークは9月1日、iアプリを使ったモバイル・パーソナル・ポータルサービス「mychoi」を開始した。

 無料でダウンロードできる専用ソフトウェアのリスト画面に、よく使うサイトやiアプリ、商品検索リストなどを登録することで、簡単に自分のモバイルポータルを作成できるサービス。

 「mychoi」はショッピングポータル「mychoi Shopping」、ケータイアフィリエイトサイト、お役立ちサイトを3つの柱としており、ニッセン プチオンライン、セシール(セシールでお買いもの)、バンダイキャラストアなど、多数の提携ECサイトの情報が得られる。待受画面として、好きな画像にカレンダー表示も可能だ。

 9月1日から11月30日までの期間中、「mychoi Shopping」で商品を購入し、応募した利用者の中から抽選で30人に1人に、1000円の商品券がプレゼントされる。

経済産業省支援事業「起ちあがれニッポン DREAM GATE(ドリームゲート)」は10月より、カフェ、雑貨店、ネットセシールでの開業を目指す起業予定者を対象とした「ドリームゲートカレッジ」を渋谷2に開校する。


田舎暮らし、自給自足の田舎暮らしでお世話になっている(株)サカタのタネはこのほど、昨年3月に創刊した通販カタログ誌『ガーデンTime』について、創刊第4号となる2005年秋号から同社「友の会」に加え全国の一般書店ルートでも販売を開始した。通販生活の通販事業のいっそうの拡大と新規顧客の裾野を広げるのが狙い。
 本誌は、園芸シーズン真っ盛りの3月、9月の時期に発行する総合園芸情報誌として位置づけられ、実際に花や野菜を栽培するためのさまざまなノウハウを豊富に盛り込んだ。「NEW」、「おすすめ」、「サカタオリジナル」、「香り」、「かんたん」など園芸マーク(アイコン)を多用し分かり易くするなど、随所に趣向をこらしている。

千趣会・ベルメゾンは、20代から30代のファッション感度の高い女性を対象にした人気の通販カタログ「ルボンディール」のコンセプトショップ「ルボンディールPFR南青山店」を13日、 東京・南青山にオープンする。PFR(プライベート・フィッティング・ルーム)は、手にとって確認することができないカタログ掲載商品を、自分のペースでゆったり自由に試着できる予約制の試着室。全3室、1枠60分で予約するシステム。常駐する3人の「コミュニケータ」が相談役になり、商品説明からコーディネート提案、ファッションの悩みにいたるまで1対1でアドバイスする。

2年ぶりとなる阪神タイガースのセ・リーグ優勝を受け、関西の百貨店やスーパー、商店街などは30日から一斉に優勝セールを始める。飲料や文具メーカーなども優勝記念商品を続々と企画し、人気の「虎」にあやかろうとする動きは広がるばかりだ。親会社の阪神電気鉄道は球団のチケット販売や関連グッズ収入で潤い、タイガース特需に沸く。阪神電鉄は「虎」で稼ぐ「ブランド経営」に目覚めた。

 「タイガースはグループの至宝だ」(西川恭爾・阪神電鉄社長)。虎ブランドは鉄道、百貨店など阪神電鉄のほとんどの事業を支えている。18年ぶりだった2年前の優勝時は、タイガース関連の売り上げは337億円。

 タイガースに引っ張られ2003年度の阪神電鉄の連結売上高は3073億円、純利益は55億円と、ともに過去最高を更新した。

 今年度のタイガース関連の売り上げは当初予想では、前年度比12%減の188億円と控えめだった。これが優勝となると百貨店のセールや関連グッズの売り上げが大きく違ってくる。2年前には届かなくとも、200億円を突破するのは間違いない情勢。最下位争い続けていた10年前の2倍の水準だ。

 人気にあぐらをかき、営業努力を怠ってきた阪神球団が大きく変身したのも2年前からだ。優勝へ独走したチームの勢いをそのままに、遅まきながら公式ファンクラブを組織化。商標権などを管理する部門を開設するとともに、営業部門の人員も30人に倍増した。熱狂的で知られる「虎ファン」の宝の山を掘り起こそうという戦略だ。

 ファンクラブの会員数は15万人。30年前からファンクラブを持つ巨人の3万人を圧倒する球界一だ。「関西圏在住者が75%で、平均年齢は40歳。男女比は2対1で他球団に比べ女性が多い」。会員情報はマーケティングに直結する。

 今年3月に甲子園球場に開設した初の女性向けグッズ販売店は夏前に、年間売り上げ目標の1億円を突破。甲子園球場ではピンクのメガホンや虎の耳を着けた女性ファンが目立つ。

 売上高の4%が球団に入る仕組みの「虎グッズ」の営業にも積極的だ。「今岡の背番号7は昔は真弓がつけていたんだ」。セ・パ交流戦用に復刻した岡田彰布監督の入団時の黄色いユニホームは球場に足を運ぶ親子の会話を促し、復刻グッズの販売増加にもつながった。

 すでに1700件の「虎ブランド」使用契約を結び、優勝ロゴの入った記念商品販売の事前予約も300件に達した。関連ビジネスは2年前を超える勢いだ。商標使用契約は2件だけという巨人とは対照的だ。

 「今秋からのアジアシリーズが定着すれば、日本人がヤンキースの帽子をかぶるようにアジアで阪神の帽子を売りたい」。球団営業部の酒井清史次長は海外での通販生活グッズ販売まで視野に入れる。関連ビジネスの分野では完全に盟主は交代している。

 少子高齢化で鉄道事業が頭打ちの中、阪神電鉄は「虎ブランド」を徹底活用した事業戦略を描く。村上世彰氏が率いるファンドはその潜在力に目を付け、同社の筆頭株主となった。


© Rakuten Group, Inc.